2013年05月28日

非科学的な出来事 2

長女は その時中学1年生でしたが、図書館に来ると ほとんどが妹たちのお付き合いで、
子どもの図書コーナーにしか入ったことはありませんでした。
それまでは 2度ほど この大人の図書コーナーに 私を呼びに来ただけでした。

ですから この何万冊もある図書館本館の ジャングルのような本の森には 入ったことはなく
どこに 何の本があるかなど知る由もありません。

私は何回も 図書館には訪れていますが、やはり どこに何の本があるかは まだつかめておらず
検索のパソコンによく頼っていました。

天体の絵を 無言で急に書き始めた後 その紙を持って 長女は歩き出しました。
棚のジャンルを表す表示など 一切目もくれません。

ずっと前からいる図書館の司書のように ただすーっと本棚の間の小道に入って行きました。

私と二人の娘も 同じく黙ってその後をついていきました。

「どこに行くんだろう・・・?」

まもなく立ち止まり ある棚の前に 向かうように顔を向けると 
まったく選ぶこともなく 一冊の本を 棚から取り出しました。

見上げると そこは 『天文学』のコーナーでした。
そして再び その本を持って 今度は その先にある机の所へ行きました。
机の所には 結構人々が 腰かけていました。

誰も腰かけていない机の端で 机の所に本を置いたまま パラパラとめくると 
「ほら これよ」と 彼女は 言いました。

土星と木星 これは よく知られた星なので 書けて当然と思いましたが、最後の緑と白のコントラスト
の星は冥王星で、彼女の書いた説明通りの星でした。

もちろんそれを見て うわぁーと驚きましたが、そんなことより 初めて入った場所で 迷いもなく
それも一度で 彼女の書き表した絵の載った本を選び出す。

ありえない この世の理論も 何も通用しない行動に唖然としました。
SFの映画の中でしたら 何も思わないのでしょうが・・・。

しかし それから先 そのSF映画のような出来事を 私自身が 体で体験していくこととなるのです。
一人で図書館を訪れた時 私は ある実験を自分自身で試してみました。



非科学的な出来事 2


Posted by 愛 みーこ at 09:00│Comments(0)
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