2013年06月14日

隠されたあなたの才能、1

前世と言うものを感じ始めてから 人間の精神について たくさん知る事と出会っていきます。

前世というのは まず断片的な写真としての 記憶と思っていたことは 大きく違いました。
前世というのは 終わった物語ではなかったのです。
命がなくなるという この世での存在が終了したら 今回生まれた新しい存在である
自我という精神は 魂の中に取り込まれ その中で生き続けていくこととなるのです。

肉体は この世に付随するものですから この世の法則に乗っ取り 生命活動が終わると
分解が起こり 原子へと戻って行きます。

しかし心は 魂の中で生き続けていくのです。

私の中の人格達は みな輪廻転生において 生まれ存在したものです。
生まれ変わりの回数の多い私は かなりたくさんの 人格達が 私の中で共に生きています。

一つ前の人生の 主人公である柏葉創元との内面のやりとりで いろいろな事がわかってきました。

1.引き継がれる思い
私の人生の転機である 2006年6月19日の約ひと月前から 私は 絵画教室に通い始めていました。
私はとりたてて絵を書くのが 好きと言うことではありませんでした。
高校時代は エンピツで スケッチすることは 時々していましたが、その他は 書いたことはありません。
選択授業も 音楽でした。

しかし 何故か美術館に行く機会が多く 自分でも その理由がわかりません。
美術館の雰囲気は あまり好きではありませんが 行くと何かを探しています。
なかなか 心にしっくりとくる絵画と出会えませんが、たまに 心地よいと感じる絵に一枚くらいは出会います。

美術がそれほど好きでない自分が 何故絵に向かうのか?
その理由を掴みに 絵画教室に入ってみたのです。

私は42歳で入会しましたが その教室では一番若く みな 何十年も絵を描いてこられたベテランさん
ばかりでした。私は 何の技術も持たず 緊張しながらその門をくぐりました。

絵の先生に 何が描きたいか聞かれ 一瞬戸惑いましたが 「油絵を。」と答えていました。
鉛筆のデッサンから始まり 静物画 風景画と進んでいきましたが、先生は 油絵の基本的な書き方を
教えて下さった以外 何も教えてくれません。
テーマを告げたら いつもそこにはいないのです。

何かが教われると、思っていた私は 自分の感性を信じるしかないか・・と思い 初心者なりに
描いていきました。
とても先輩諸氏には かなわないだろう・・と 思いながら一枚の風景画を仕上げたら 先輩達が集まって来て
「あなたの絵は いいわぁ。」 「癒される絵だね。」  「何年絵を描いたの?」  「何度か見たくなるから
また持ってきてね。」
私は そのような意見を 言って頂くのは意外で 驚きました。

絵画教室では いくつかの不思議な体験があり すべての会を終了する前にやめましたが
詳しい事は また後日お話します。

不思議な体験が始まってから 子ども達は パラオの人生の次に 広島の原爆体験の人生を
語り始めます。
人は共通の過去を 同時に見る事が出来ることを 子ども達の様子からしります。

私が柏葉創元の過去を頭の中の映像で見ていた時 オリンピックの聖火のように 巻いた白い紙のような
物の中に火があり、長い棒をつけ タイマツのように持って 練り歩くお祭りのような物がありました。

その事を思い出している時 ふと目を横にやると 床に座り込んで 何かをしている娘たちがいます。
新聞の広告を 細長く丸めて 何かを作っています。
しばらくして 「できたぁ!」

クルクルと細長く巻いた神が 固く棒状に巻かれた紙の先についています。
---えっ 私が 今 心で見ているお祭りの 火のついたタイマツと一緒!?---

その思いは 的中でした。
「ほら広島のお祭りで もっちょったわー。」 「これを持って みんな並んで歩いちょったがね。」

何ということ・・・。私の頭の中の映像で 見えている記憶と 娘たちが見えているものが 同時に
そして 同じものが現れていたのです。

その後娘たちは「ママ広島に帰ろうよ。ママの本がまだあるはずよ。」
そう言いだしたのでした。



隠されたあなたの才能、1


Posted by 愛 みーこ at 09:37│Comments(0)
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